■OSAKA KABAN 販売店紹介
OSAKA KABAN製造の認定企業は現在５社ですが、その販売に関してはまだまだこれから販社を拡大してゆくところです。直販店舗では革の森様のみです。
現在のところ、OSAKA KABANに惚れ込んでいただいた企業様にネット通販して頂いたり、ご縁のあった皮革鞄販売会社に販売していただいたりしているというのが現状です。
そこで今回は、皮革製品の販売や良質な皮革の普及、販売などにも熱心な取り組みをされています企業として、地元の観光ガイドなどにも取り上げられ、観光客や一般の方々向けのワークショップなどにも積極的な取り組みを見せておられる「革の森」様を紹介いたします。
「革の森」様
革の森は、2020年10月に兵庫県たつの市で誕生した「レザー専門店」です。
たつの市は日本国内で販売される皮革の、およそ全国シェア70%の大半をしめる一大産地です。
「たつのレザー」は皮革を使用される業界の仕入れ担当者が訪れる、日本製皮革の聖地とも言える場所です。そのたつの市では多くの皮革製造会社や販売会社がしのぎを削っておられます。
同社はライバルの多い中でも革素材の販売・ワークショップの開催・製品の展示販売など、一般の方から関連業種の方までどなたにもご利用して頂けるワンストップソリューションを提供できるお店として、好評を博しています。
例えば革の森の特徴の一つに、使用意図に応じて皮革の選定なども協力していただけるレザーマイスターが常駐していることが挙げられます。
またタンナー（皮革製造業）ともお話していただけますので、皮革製品業界のバイヤーのみならず、各種業界で革製品の企画販売などに着手したい企業も、遠方から相談に見えています。
OSAKA KABAN 紹介ページ
同社の代表である吉田莉沙社長は、結婚してご主人のお仕事がタンナー（皮革製造業）であり、それまでは皮革のことを全くご存じなかったとのことです。しかし結婚されてから革の魅力に気づかれ、その素晴らしさを多くの人に知っていただきたいとの思いから、革の森を創業されました。そのためには、プロしか扱いにくいという、とっつきにくさを排するため、初心者でも簡単に革製品を作れるワークショップを開いたり、小面積の皮革でも販売対応したりと、いわゆる手間のかかる消費者対応にも積極的に取り組んでおられるようです。
革の森開業後には様々な方との交流を通じて、デザイナーの作品や一般消費者の意見と接し、デザインや形状への反映や、自社ブランド以外にもいくつかの他社ブランド製品を取り扱われるようになったそうです。
実際にショールームに展示されている皮革製品を拝見すると、素材は高品質でなおかつ縫製なども丁寧に行われた高品質鞄が揃っています。
そのような商品とともにOSAKA KABAN加盟5社の製品も取り扱って頂いています。
素材の品質や加工技術にも精通しておられ、優れた製品しか扱われない革の森様に私達のOSAKA KABANをお取り扱いいただけることは、私達大阪のOSAKA KABAN 製造各会社の鞄作りの技術や仕上がりについて、高くご評価いただいたということで嬉しい限りです。また一方では、今後ともより評価いただけるような鞄作りを通じて、革の森様とも切磋琢磨して行きたいと考えています。
革の森 概略
住所：兵庫県たつの市龍野町宮脇61番地
営業時間：11:00～18:00
定休日：火曜日
メール：info@kawanomori.com
公式サイト：https://kawanomori.com
